協同労働の協同組合の原則
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「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」の記事における「協同労働の協同組合の原則」の解説
協同の労働・経営・運動のための指針として次を掲げている。「協同労働の協同組合の原則」は2015年6月27日日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会第36回定期全国総会で採択された。宣言と原則の7項目から構成されている。 宣言 私たちは、発見した。 雇われるのではなく、主体者として、 協同・連帯して働く 「協同労働」という世界。 一人ひとりが主人公となる事業体をつくり、 生活と地域の必要・困難を、働くことにつなげ、 みんなで出資し、民主的に経営し、責任を分かち合う。 そんな新しい働き方だ。 私たちは、知った。 話し合いを深めれば深めるほど、 切実に求められる仕事をおこせばおこすほど、 労働が自由で創造的な活動になればなるほど、 人間は人間らしく成長・発達できる、ということを。 私たちは、直面している。 人間、労働、地域、自然の限りなき破壊に。 だからこそ、つくり出したい。 貧困と差別、社会的排除を生まない世界を。 だれもがこころよく働くことができる完全就労社会を。 あたたかな心を通い合わせられる、 平和で豊かな、夢を希望の持てる新しい福祉社会を。 私たちは宣言する。 「失業・貧乏・戦争をなくす」という先人たちの誓いと、 「相互扶助」「自治と連帯」「公平と公正」という 国際的な協同組合運動の精神を引き継ぎ、 協同労働を基礎にした社会連帯の運動を大きく広げ、 市民自身が地域の主体者・当事者となる、 自立と協同の新しい時代を いま、ここに、共に、切り拓(ひら)くことを。 原則(※細則割愛) 第一原則 仕事をおこし、よい仕事を発展させます 第二原則 自立・協同・連帯の文化を職場と地域に広げます 第三原則 職場と地域の自治力を高め、社会連帯経営を発展させます 第四原則 持続可能な経営を発展させます 第五原則 人と自然が共生する豊かな地域経済を作り出します 第六原則 全国連帯を強め、「協同と連帯」のネットワークを広げます 第七原則 世界の人びととの連帯を強め、「共生と協同」の社会を目指します
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