北六甲台系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 14:09 UTC 版)
西宮市山口町の北部に広がる北六甲台を経由する系統。西宮北インター・名来経由の40・41系統に加え、前述の75系統 (旧 51・151系統)の一部を北六甲台経由にした45系統がある。有馬急行線も、一部便が1989年6月1日から同地区内に乗り入れていたが、利用客がさほど伸びなかったことから、1996年7月20日の改正で同地区への乗り入れは中止された。 40系統:宝塚 - 生瀬 - JR西宮名塩 - 名塩山荘 - 北六甲台 - 西宮北インター - 山口営業所前北六甲台経由便の基本となる系統で、1983年10月1日の改正時に57系統として運行開始された。その後、前述した西宮名塩駅への乗り入れ開始に伴う改正により、57系統の一部が同駅を経由する157系統に変更された。1992年3月14日の改正時に、鎌倉峡系統と共に全便がJR西宮名塩経由となったが、系統番号はそのまま継続して使用されていた。2015年10月24日改正時に、40系統へ変更された。宝塚発着便の本数はあまり多くなく、営業所前発は平日夕方ラッシュ以降のみ、宝塚発は毎日朝に2本のみとなっている。 41系統:宝塚 - JR西宮名塩 - 名塩山荘 - 北六甲台 - 名来南 - 名来 - 西宮北インター - 山口営業所前かつて鎌倉峡経由とされていた旧153系統を北六甲台経由に移し替えた系統で、1992年3月14日の改正時に154系統として運行開始。開始当初は山口営業所前→JR西宮名塩・宝塚行きのみの片方向運行だったが、1995年8月25日の改正で逆方向の山口営業所前行きも運行され始め、153系統は廃止された。2015年10月24日改正時に、41系統に変更された。なお、山口営業所前行きは、走行ルートの関係上、天上橋停留所の南行きのりばは通過する。土休日の宝塚発は設定されていない。 45系統:宝塚 - JR西宮名塩 - 北六甲台 - 下山口 - 有馬温泉2020年4月13日改正時に、75系統のほとんどの便が振り替えられる形で新設された系統。この系統の新設により、土休日の有馬温泉→丸山下→宝塚行きは、すみれ台を経由する76系統が早朝に2本運行されるのみとなった。 40系統西宮名塩発の最終便は、1999年10月より2008年3月まで深夜バスとして運行されていた。元は1995年8月25日の改正で、23時55分発の157系統JR西宮名塩 → 山口営業所前行きの最終便を設定したのが始まりで、当時は0時を跨いで運行されていたのにも関わらず「深夜バス」としてではなく、通常運賃の最終便として運行されていた。その後、他の営業所と同調して1999年10月2日の改正より発車時刻を繰り下げたうえで深夜バス扱いに変更された。現在は後述のすみれ台系統である43系統に変更されている。
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