労働市場情報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/08 05:09 UTC 版)
「ラレド (テキサス州)」の記事における「労働市場情報」の解説
2007年10月時点で、ラレドの労働市場は産業別の被雇用者構成比率で見ると、貿易・輸送および公共事業 32%、情報産業 1%、金融業 5%、専門的事業サービス 6%、教育及び健康サービス 15%、レジャーおよび観光産業 10%、政府関連 23%、工業と建設業 5%、製造業 2%およびその他のサービス業 2%となっている。 ラレドでは非農業雇用数が1996年1月の55,100人から2007年10月の86,600人まで増加した。北アメリカ自由貿易協定によって国際貿易が拡大したために、全体として州内のどこよりも高い雇用機会成長率 (2%-6.5%) を記録した。2007年の雇用機会成長率は 2.5% だった。2007年10月時点で、失業率は4.1%、3,700人であり、テキサス州全体の3.9%より高い。1990年代半ばの失業率が15%以上だったことと比較すると大きく改善されたことになる。 1990年代半ばに、鉱業(石油とガス)から数千人の労働者が国際貿易や建設業のような他の産業に移るという変化は有ったが、それ以来積極的な労働市場の成長があった。石油およびガス産業の多くの大規模雇用主はラレドだけでなくテキサス州全体でも操業を停止して、海外に移った。同じ事がテキサス州境近くの衣料品業界(リーバイスやハガー)にも起こったが、ラレドでは約300人を雇用していた衣料品製造業(バリー)1社が閉鎖しただけだった。小売りと輸送業におけるラレドの力強い雇用機会成長率は、1990年代後半の大量解雇における長期失業という逆境も耐えた。メキシコ経済における予測できない変化、移民法(日々国境を越えて来る買い物客や商業交易に関わる)、および9.11の結果としてテロリズムに対する脅威のためにラレド経済の脆弱性は国際貿易の中でも存在し続けている。
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