劇場版 幻想魔伝 最遊記 Requiem 選ばれざる者への鎮魂歌
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呉道雁(ご どうがん) 声:置鮎龍太郎、福山潤(少年時代) 鵬魔王の館を掌握した仮面の男。 以前は金山寺で三蔵の世話係を務めており、悟空とも面識がある。優秀な学僧だが、拾われ子という理由から以前の寺では、いじめを受けていた。三蔵に認められたい一心で山籠もりで修行の日々を送り、金山寺に伝わる武術や式神の術を体得。3年間の修行を終えて戻ってきたが、その時には、三蔵は悟空たちと共に西へ旅立った後だった。このショックから、三蔵に相応しい従者は自分だけという歪んだ考えを抱くようになり、鵬魔王一族を惨殺し、彼らの血を浴びて、八戒同様に妖怪に転生した。 以前の容姿は三つ編みで、メガネをかけていて、弱々しい風貌だったが、鵬魔王一族襲撃時には、悟浄のような顔つきになっており、髪の色も悟浄と同じ禁忌の子である朋蘭の血で染めた。三蔵が橙色の紙飛行機を作っていたことから、橙色の紙飛行機を核として、式神を作り出す。 朋蘭を使い、三蔵一行を誘き寄せた後、彼等の偽物を作り、錯乱させる。決戦時は、金山寺の呪札の暴走で筋肉粒々化(八戒曰く「ワイルド」)したり、胸部にブラックホールが発生するようになるが、 朋蘭の捨て身の行動でブラックホールが止まった後、三蔵に撃たれて、最期を迎える。 朋蘭(ほうらん) 声:矢島晶子 鵬魔王の娘で妖怪の男性と人間の女性の間に産まれた禁忌の子の少女。 父を初めとした一族に愛されながら育ったが、道雁に一族を皆殺しにされてしまう。自身も千人目の妖怪の血にされかけ、悟浄に似た男が身代わりとなったことで命拾いするが、自我を保ったまま、道雁の従者に変えられてしまう。 三蔵一行を誘き出す際には、髪の色を緑に、瞳の色を茶色に変えていたが、シャワー中の悟浄の暗殺を試みた際に禁忌の子であることを知られてしまう。道雁に苦戦する三蔵一行を救うべく、自らの命と引き換えに道雁のブラックホールに飛び込み、内部から力を封じ、三蔵一行に勝機を与えた。
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