創業と経営者の変遷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 14:59 UTC 版)
「与野フードセンター」の記事における「創業と経営者の変遷」の解説
1960年(昭和35年)に元与野市長井原勇の兄で与野市議会議員(のちに埼玉県議会議員)の井原弥一郎と代議士福永健司秘書の正野三郎が「ダイエー創業者中内功の“店は客のためにある”という主婦の店運動に共鳴して」旧与野市において創業したのが始まりである。 1972年(昭和47年)の初代社長・井原弥一郎の没後は正野三郎(専務、のちに代表取締役社長、代表取締役会長)、弥一郎の夫人・康子(代表取締役社長や代表取締役会長など)による経営を経て、弥一郎の長男で元与野市長井原勇の甥に当たり、東芝にコンピュータ関係の研究技術者として勤務しながら与野フードの非常勤取締役を務めていた筆頭株主の井原實が1996年(平成8年)7月1日に副社長に就任し商品部・店舗運営部を業管し、2年後の1998年(平成10年)10月26日には代表取締役社長に就任した。 2008年(平成20年)10月には井原實が会長に退き、取引先からの紹介で外部から招聘されていたヨークベニマル出身の植松秀夫代表取締役副社長が昇格し代表取締役社長となったが、2011年(平成23年)1月15日付で健康上の理由により退任した為、井原が代表取締役社長に復帰。この時既に高齢だった植松は、多くの店長や若手社員等から昔ながらの商人らしい気質と実直さ、裏表のない人柄を惜しまれつつ勇退した。 その後はセルコチェーンを通じて関わりの深いエコスとの結び付きを強める中で、エコス副社長の木村幸治が与野フードの代表取締役社長を兼任する等、商品政策だけでなく経営幹部の構成にもエコスの意向や影響が色濃く現れるようになった。
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