初冠雪2【ハツカンセツ2】(草花類)
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登録番号 | 第13127号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | りんどう | |
登録品種の名称及びその読み | 初冠雪2 よみ:ハツカンセツ2 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社スカイブルーセト | |
品種登録者の住所 | 長野県上伊那郡箕輪町大字中箕輪11260番地215 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 瀬戸堯穂 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「初冠雪」の中から選抜して育成されたものであり、花は内面上部が鮮青紫色に黄白色の爪斑が入る、中部が浅青紫色、外面が青紫色で先端が黄白色の切花向きの晩生種である。植物体の形状は直立性、草丈は90~119cmである。茎の直径は5.0~7.9mm、横断面の形状は4稜形、上部の色は淡緑、着色程度は無、下部の色は淡緑、着色程度は無である。1節側枝発生数は5~8、2節以上の側枝発生数は1~6、1節側枝発生位置は中部のみである。葉長は7.0~9.9cm、葉幅は3.0~3.9cm、葉身の形状は広披針形、葉表面の色は濃緑、着色程度は少、裏面の色は淡緑、着色程度は少である。花房のつき方は茎頂~下位節に群生、開花の順序は全体一斉、頂部の着花数は5~8、茎当たりの総花数は30~49である。花冠の形状は鐘形、長さは5.0~5.9cm、直径は1.6~1.9cm、先端の直径は3.0~3.9cm、転回は外反転、花冠内面上部の色は鮮青紫(JHS カラーチャート8005)に黄白(同3101)の爪斑が入り、中部の色は浅青紫(同8003)、外面の色は青紫(同8009)で先端が黄白(同2902)、内面上部の斑点は少、内面中部の斑点は中、外面の斑点は無、外面の縞模様の有無は有である。花冠裂片の長さは10~11mm、幅は12mm以上、形状はⅢ型である。がくの裂片数は5、形状は狭披針形、そろいは不斉、がく筒の形状は筒状である。開花期は晩で、育成地(長野県上伊那郡箕輪町)では9月中~下旬である。「初冠雪」と比較して、開花期が早いこと、花冠の直径が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に出願者のほ場(長野県上伊那郡箕輪町)において、「初冠 雪」の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安 定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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