列島まさるみやま【レットウマサルミヤマ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10356号 |
登録年月日 | 2002年 6月 20日 | |
農林水産植物の種類 | じんちょうげ | |
登録品種の名称及びその読み | 列島まさるみやま よみ:レットウマサルミヤマ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 中戸賢 | |
品種登録者の住所 | 三重県松阪市後山町285番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中戸賢 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種の偶発実生種であり、樹姿は半直立性でがく片の色が黄白の鉢物向きの品種である。樹姿は半直立性、樹高は低である。枝の太さはやや太、色は褐、分枝性は粗、節間長は中である。葉全体の形は長楕円形、先端の形及び基部の形は鋭形、葉身長及び葉身幅は中、表面の色は緑である。花序の付き方は頂生、タイプは頭状花序、大きさは小、花の大きさはやや小、つぼみの色は淡緑黄(JHS カラーチャート2903)、がく筒の太さはやや細、長さは中、がく片全体の形は卵形、先端の形は鈍形、長さはやや短、幅は狭、表面及び裏面の色は黄白(同2902)である。がく片数は4枚、やくの色は黄、花数及び香りは中である。果実の形は円形、大きさは中、色は紅である。着果性は有、開花期は早、落葉性は常緑性である。「シロバナジンチョウゲ」と比較して、がく片の表面の色が黄白であること、花の香りが弱いこと、着果性が有ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和45年に育成者のほ場(三重県松阪市)において、野生種の実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「日本みやまジンチョウゲ中戸」であった。 |
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