処分の影響懸念
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/19 19:23 UTC 版)
「SS11 (競輪)」の記事における「処分の影響懸念」の解説
23人の中には実力(脚力)のある選手というだけでなく、オールスターファン投票の例年の上位選手が多く含まれている。人気選手と車券購買意欲との関係は未知数ながら、規律を乱したことから処分はやむをえない・妥当という意見もある一方で、記者・ファンからの本年度の売上低下を懸念・心配する意見も見られた。 23人の長期出場自粛反対に関する署名運動が、遅くとも3月頃には、東京大学の運動会剣道部に在籍していた学生(長塚からトレーニングの指導を受けていた縁がある)を中心に行われた。 現役選手でS級S班の深谷知広は日本選手権競輪の決勝戦後、「こんな素晴らしい選手(の出場)を1年間止める意味がどこにあるのかと思う。力を合わせて声を上げていきたい」とコメントを残した。また、この大会を最後に競輪の競走から退いた山田裕仁も「競輪選手、競輪界を社会的に認知してもらうために頑張ってきたが残念ながら、業界、選手会の体質にはがっかりしている。例の問題(選手会移籍)もそういったストレスがたまっていたものが出たんでしょう。」とコメントするなど処分を疑問視する声が上がった。 著名人では、競輪ファンの作家・伊集院静が週刊誌上やスポーツ紙の競輪面上で減刑を求める文章で繰り返し訴えたり、村上兄弟と親交のあるジョッキー・武豊がペナルティーを疑問視するコメントを公にしたりという動きも4月頃にあった。 5月14日に京都市内のホテルで村上兄弟の優勝祝勝会が開かれた。この場の壇上で、年末のKEIRINグランプリ2014を初開催する岸和田競輪場の吉野博所長は、「早期に自粛期間の軽減を」と信貴芳則岸和田市長の代読をした。石黒克巳JKA会長も「処分に触れるつもりはない」と前置きしつつ「今年の岸和田で2人の走りをぜひ見たいと思う」と述べたという。
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