冷房準備車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:25 UTC 版)
2等車冷房化計画に基づいて以下の時系列で製造されたグループである。 1967年12月に碓氷峠協調運転試作車として製造された165系900番台は2等車(普通車)で唯一となるAU12S形冷房準備車であり、モハ164形は800番台に準じた低屋根構造とともにAU12S形分散式で搭載準備が施工された。 クモハ165-901 - 904(4両) モハ164-901 - 904(4両) クハ165-901 - 904(4両) 1968年に製造された165系冷房準備車ではパンタグラフ非搭載形式がAU13E形分散式、モハ164形がAU72形集中式搭載を考慮した構造とされ、さらに以下のグループに細分される。 クハ165-156 - 187(32両) 東海道・山陽本線用で153系と混用することを前提に大垣電車区ならびに宮原電車区へ配置されたグループ。 クモハ165-123 - 125(3両) モハ164-846 - 848(3両) クハ165-188 - 190(3両) 富士急行線への直通気動車急行「かわぐち」電車化のため富士急行が利用債を負担して汽車会社が3両編成x3本で製造し松本運転所へ配置された。 本グループのクモハ165形ならびにクハ165形はタイフォンカバーが中折れシャッター式となり、AW-2形ホイッスルを屋根上に搭載する設計変更を実施。 1968年8月から製造された169系第一次量産車は、上述した「かわぐち」電車化用増備車と同様の構造で製造された。ただしモハ168形はAU72形集中式搭載を考慮した構造であるが、パンタグラフ部の低屋根構造は採用していない。 クモハ169-1 - 25(25両) モハ168-1 - 25(25両) クハ169-1 - 24(24両)
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