C-AU711形による冷房化改造
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「国鉄115系電車」の記事における「C-AU711形による冷房化改造」の解説
1988年頃からインバータ方式のC-AU711形集約分散式を番台に関係なく非冷房車両(冷房準備車も含む)に搭載する改造工事を施工。2分散冷房装置を正式に採用したのはJR東海のみである。 JR東日本と同様に一部の扇風機を残し冷気用細長いダクトを天井の左右に設置 ただしJR東日本とは異なり運転室後部の大型通風器の一般型への交換などは未施工。 冷房準備車のAU75形用塞ぎ板は残存 1990年から改造が開始された基本番台の場合MGの交換が必要となるが冷房装置がインバータ式であること、国鉄時代と異なり通常は固定編成で使用されることなどからモハ114形のMGを残存させ、新たに冷房電源用として偶数向きクハ115形に静止形コンバータ (SCV) を搭載した。車番は電動車が5000番台、制御車は6000番台に改番された。
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