C-AU711形による冷房改造車とは? わかりやすく解説

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C-AU711形による冷房改造車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:38 UTC 版)

国鉄113系電車」の記事における「C-AU711形による冷房改造車」の解説

非冷房車数多く抱えていたJR東海では、冷房化率向上の早期実現のため、国鉄時代からのAU75形に代わるインバータークーラーによる0番台非冷房車冷房改造1988年より開始された。1987年度115系1000番台3両の冷房化改造でが試用され、結果良好なことから1988年度より本格改造開始されている。冷房装置集約分散式のC-AU711形2機/両となり、重量分散によって車体補強などの関連工事簡略化された。 冷房電源は、編成単位で非冷房であった場合モハ112形20 kVAMG存置され、編成中のクハ111形1両に専用直流600 V静止型コンバータ (SCV) が新設された。AU75冷房電動車編成を組むクハ111形は、モハ112形大容量MGから給電された。 冷房風道は、AU75形搭載車とは異なり室内取付位置沿って線路方向に2本入る形となり、既設扇風機そのまま使用された。蛍光灯は、冷房風道横の取付座に増設された。 改造にあたり冷房電動車編成を組むクハ111形は元番号のまま、SCV搭載クハ111形は元番号+6000、その他は元番号+5000区分された。また、冷房機の外観全て同じであるが、MGから給電を受けるものはC-AU711C形、SCVから給電を受けるものはC-AU711D形と区別されていた。また、側面行先方向幕取り付けられなかった。運転台後部通風器取り替え大型通常の吸出式または押込式)も行われなかった。 SCV搭載車全て大垣区に集められMG給電車のほとんどは静岡区に所属した一部クハ111形汚物処理装置取付のままトイレ使用していた。対象車全車初期車であり、313系投入により2001年3月までに全車廃車された。

※この「C-AU711形による冷房改造車」の解説は、「国鉄113系電車」の解説の一部です。
「C-AU711形による冷房改造車」を含む「国鉄113系電車」の記事については、「国鉄113系電車」の概要を参照ください。

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