再生への取り組み
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勢田川では、さまざまな運動が官民一体となって取り組まれている。ここでは、主なものを取り上げる。 勢田川きれいにプロジェクト 2003年(平成15年)設立。愛称はSetagawa-Kireini-Projectから頭文字をとったSKiP(スキップ)である。約50名で出発し、水質浄化や自然環境の観察、「勢田川とおりゃん瀬」というカキの殻や竹材、ヤクルトの容器を使った水質浄化剤を設置するなとの活動を行っている。 勢田川七夕大そうじ 「勢田川を天の川に」をスローガンに毎年七夕前後に実施される清掃活動。勢田川七夕大そうじ連絡協議会などが主催し、2009年には地元の学校や企業など74団体の協力のもと実施された。 勢田川七夕エコキャンドルナイト 宮川流域案内人の会下流域グループの主催で2008年(平成20年)7月6日に開催された。使用済み天ぷら油を使用した約700個のキャンドルが勢田川沿いに灯された。翌2009年(平成21年)には100万人のキャンドルナイトの一環として開催され、キャンドルが4,000個に増やされた。 舟運の再生 神社みなとまち再生グループや伊勢河崎まちづくり衆などのまちづくり団体によって、かつての舟参宮(川筋参宮)を復活させようとする動きがある。2004年に木造和船「みずき」が完成、毎週末に河崎・川の駅 - 二軒茶屋・川の駅 - 神社・海の駅間で就航している。なお、船の名前「みずき」はアテネオリンピック女子マラソンで金メダルを獲得した伊勢市出身の野口みずき選手にちなんでいる。伊勢市は勢田川を「歴史観光交流軸」に位置付けており、この取り組みを日本財団とともに支援している。
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