100万人のキャンドルナイト
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「キャンドルナイト」の記事における「100万人のキャンドルナイト」の解説
「100万(1000000)人のキャンドルナイト」と銘打ち、2003年の夏至(同年6月22日)に第1回が行われ、以降夏至と冬至を中心とした期間の夜(現地時間20:00 - 22:00)に行われる。夏至と冬至が選ばれたのは、特定の国の記念日ではない、世界共通の日であるため。 日本各地でもさまざまなイベントが行われている。100万人のキャンドルナイト実行委員がホームページなどで呼びかけをし、各地のイベントは様々な運営主体で自発的に行なわれている。東京タワー、増上寺などの施設において消灯が行われた。ただ、本来の目的は、声高に環境保護を叫ぶのではなく、キャンドルを囲みゆるやかに過ごす時間や人とのつながりを大切にすることである。また、この活動を通じ、持続可能な社会を形成するための新しいライフスタイルを提案することも併せ持っている。 2004年には運動が評価され、グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞した。 大々的な開催呼びかけは運動10周年の2012年を以て終了。しかし以後も自主的に各所で実施されている。芝・増上寺では毎年、大地を守る会とJ-WAVEが主催し、100万人のキャンドルナイト@増上寺を開催している。様々なアーティストがライブ・パフォーマンスで参加し、キャンドルの中でのスローな時間を呼びかけてている。第1回の2003年は忌野清志郎、浜崎貴司が出演した。 2010年 中孝介、Skoop on somebody、Yae 2011年 Salyu bird、Yae 2012年 山崎まさよし+杏子 from 福耳、GAKU-MC、安田奈央 2013年 ハナレグミ、高田漣、GAKU-MC 2014年 一青窈、高橋優、澤田かおり 2015年 田島貴男、藤巻亮太、moumoon 2016年 Caravan、浜崎貴司、七尾旅人
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