内市街とクアパーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 08:42 UTC 版)
「バート・フィルベル」の記事における「内市街とクアパーク」の解説
バート・フィルベルの中心街には多くの、良く保存されたフランク風木組み建築が見られる。1498年に建設され、2005年に最後の修復がなされた旧市庁舎がその代表例である。全市内に点在する数多くの新旧の芸術的な泉が、バート・フィルベルの「源泉都市」としての歴史を物語っている。たとえばローマの泉などがそれである。クアパークは、毎年春にサクラソウやチューリップで華やかに装い、屋内プールや多くの広場は休日のアクティビティのための施設として利用されている。様々な設備を有するクアハウスもここにある。2007年5月以降グラスパビリオン内では、完全に再現されたドイツで最も見事なローマ時代のモザイクの一つを水槽内に見ることができる。このモザイクは、海の神であるオーケアノス、それを取り囲む海の生き物たち、グロテスクな怪物やリアルな動物が描かれている。 2013年6月に、「ノイエ・ミッテ」と呼ばれる工事計画に従って、旧中央駐車場の敷地跡にニッダ広場がオープンした。縁には多くのオフィスが建ち並び、地下駐車場を設けたこの公園は、バート・フィルベルの新しい心臓部として住民や観光客に好意的に受け止められた。ニッダ川にかかる橋の上に建設され、カフェを併設した新しい市立図書館は人目を惹くものであり、建築上見応えがある。ニッダ川沿いのコンクリート製大階段やニッダ自転車道の欠落部分は 2014年5月に完成し、健康増進に供されている。
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