六右衛門派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 08:20 UTC 版)
津田山の麓の津田寺に建てられた穴観音城を中心に生息する狸たち。穴観音城には、八代目六右衛門とその臣下や警備兵の狸、そして孤児の狸や化かしの能力の無い狸などの、外では立場の弱い狸たちが住んでいる。 ミヨ 声 - 西明日香 陸の許嫁。人間に化けることが出来、人間態はスタイルがよい巨乳の美少女。 人間の姿になって大和家で人間の世界を勉強している。小さな衝撃でも驚いて叫び、驚くと気絶したり狸の姿に戻ってしまったりすることがある。 鹿の子姫の生まれ変わりとして、金長派と六右衛門派の和解・統一と阿波の狸族の復興を使命としている。 八代目六右衛門(はちだいめろくえもん) ミヨの父。「初代六右衛門の生き写し」と言われる程に人間や金長派を憎むが、仲間である津田の狸からは人望が厚い。 調合薬と特殊な香で痛みを和らげるしか手立ての無い大病を患っている。 初代六右衛門(しょだいろくえもん) 阿波狸の総大将。 妻を狸汁にされたことをきっかけに人間を強く憎むようにり、人間から狸を守るために穴観音城を建てた。 鹿の子姫(かのこひめ) 初代六右衛門の娘。 ゴンスケ 声 - 内田雄馬 ミヨに思いを寄せる狸。人間に化けることが出来、人間態はヴィジュアル系を模したような姿形をしている。 言動が中二病。初代金長が「強い」と言う程、化かしの能力は高い。 サクノ 津田山でも屈指の化け狸で、八代目六右衛門の下臣。人間に化けることが出来、人間態は青年。ただし、敵情視察のために少女に化けたこともある。 幻覚を見せる化かしが得意。 ハチベエ 津田山でも屈指の化け狸で、八代目六右衛門の下臣。人間に化けることが出来、人間態は肥満体の青年。 食欲が旺盛で、尻尾に食べ物(主に練り物)を入れている。 ヤクマル 津田山でも屈指の化け狸で、八代目六右衛門の下臣。人間に化けることが出来、人間態は色黒の青年。 相手の感覚に働きかける化かしが得意。 ククナ 津田山でも屈指の化け狸で、八代目六右衛門の下臣。人間に化けることが出来、人間態は巨乳の女性。 相手の化かしを強制的に無効にする化かしが得意で、武器として鞭を常備している。
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