六号一型、六号二型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:41 UTC 版)
六号一型は二号三型の出力を10kWに倍増しアンテナ直径を7mに改造したもので略称SB、六号二型は一号三型を等感度方式に改めたもので通称浜六二、B-29の迎撃システムの一環として開発された。つまり、一号四型でB-29を500km遠方で探知し六号一型で距離と高度を測定し進路を決定、六号二型は敵味方装置と合わせて味方の位置を確認しそれにより味方戦闘機をB-29まで誘導する、というシステムだった。1945年(昭和20年)3月に1号機が完成、訓練が開始されたが終戦間際だったためそれぞれ1台のみの製造に終わった。
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