二号三型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 02:41 UTC 版)
1944年(昭和19年)3月の会議に於いて多少の精度が悪くても6月までに射撃用レーダーを開発、整備すべき、と決議され、開発に集中し完成させた。波長0.6m、尖頭出力5kW、測定は等感度法、重量1トン。アンテナは直径1.7mのパラボラアンテナを採用した。同年7月に一応の完成を見たが、探知距離に不満が残り、また水上艦艇の多くは既にリンガ泊地に進出済みで、その後のレイテ沖海戦で多くの艦艇が喪失したため、艦艇装備の機会を失った。
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