元帥昇進~停戦受諾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:30 UTC 版)
「ヤン・ウェンリー」の記事における「元帥昇進~停戦受諾」の解説
宇宙暦799年、「ラグナロック作戦」の過程でイゼルローン要塞を放棄しハイネセンに帰還した時点で同盟軍史上最年少の元帥に昇進、同時に戦略・戦術面の自由な裁量を国防委員長のアイランズから保証され、艦隊を再編成して出動、様々な術策を駆使してカール・ロベルト・シュタインメッツ、ヘルムート・レンネンカンプ、アウグスト・ザムエル・ワーレンといった帝国艦隊を相手に次々に勝利し、バーミリオン星域会戦でもラインハルト・フォン・ローエングラムとナイトハルト・ミュラーを相手に圧倒的に優勢に戦いを進めた。 しかし、ラインハルトの旗艦ブリュンヒルトを射程に収めたところでヒルダの提言を受けたミッタマイヤー・ロイエンタールの両提督率いる帝国軍艦隊に脅迫された同盟政府の発した戦闘停止命令並びに無条件降伏の通達を受け、シェーンコップら一部幕僚の攻撃続行の意見具申をも却下して戦闘を停止した。戦闘を継続していればラインハルトを討ち取れる可能性もあったが、ヤンは戦闘停止の命令を受け入れることが民主主義の精神にかなっていると信じて、戦闘停止の命令を受け入れたのである。
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