会員証機能のみ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 06:05 UTC 版)
「ANAマイレージクラブ」の記事における「会員証機能のみ」の解説
ANAマイレージクラブカード(1997年~2003年?) 1997年4月の現サービス開始から2003年3月?にかけて発行されたクレジットカードサイズの会員証で、磁気ストライプのみ搭載されている。 航空券の予約時に会員番号をあらかじめ登録しておけば、Webサイトおよび発券端末から航空券と紐付けされた予約情報の照会や、自動チェックイン機にカードを通すことで搭乗券の発券(ピックアップ)が可能である(他の航空会社のカードも同等)。 このカード単体ではSkipサービスの利用は出来ない(自動チェックイン機で発行するeチケットお客様控えのQRコードを利用するか、モバイルAMCアプリなどFelica媒体を使用する手段がある)。1999年中盤までに発行されたカードにはカード表面左上に【All Nippon Airways】、右下に【ANA/全日空】の表記があり、同年後半のスターアライアンス加盟後はカード右上にスターアライアンスのマークが付けられている。 会員からの申し出がなければANAマイレージクラブEdyカードへの切り替えは行われない。 ANAマイレージクラブカード(2017年~現在) 2017年7月4日発行受け付け分からは、縦長のもので、磁気ストライプに代わって、表面中央にQRコードが配置された新様式のカードとなり、同時にカードの材質も、プラスチックから再生PET材に変更された(再発行分を含む)。素材変更後は、上記のQRコードを読み取らせることによりSkipサービス対応となった。 ANAマイレージクラブEdyカード(2003年6月1日~2017年7月3日) FeliCaが内蔵され、電子マネー「Edy」(発行会社はソニーファイナンスインターナショナルだった。現在は楽天Edy株式会社に継承されている)が標準搭載されている。FeliCaはSkipサービス・旧スマートeピックアップの認証用途としての機能もあわせ持つ。カード発行手数料(500円)がかかるが、無料キャンペーンが頻繁に実施されていた。 2017年7月3日受付分を以て発行停止となり、以降は障害や紛失等の理由で再発行が必要な場合であっても、楽天Edyが付かない、上記新様式の「ANAマイレージクラブカード」が発行される。その場合のSkipサービスの利用も、QRコードなど、他の手段で行うことになる。
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