仮面ライダーカブトの専用ビークル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:47 UTC 版)
「仮面ライダーカブトの登場仮面ライダー」の記事における「仮面ライダーカブトの専用ビークル」の解説
カブトエクステンダーは、マスクドライダーシステム有資格者のために開発された特殊強化オートバイ。 劇中への初登場時は天道の救援に向かう加賀美が運転していたが、天道が変身した仮面ライダーカブトに乗り去られ、そのまま天道の愛車となった。 マスクドモード 第1形態。ワームとの戦闘で活躍する以外に、天道の日常でも活用されており、特に第4話ではサバを運搬するという仮面ライダーのマシーンとしては珍しい使われ方をしていた。 通常時はガソリンを動力として走るが、緊急時にはマイクロ波放電式イオンエンジンを作動させてECR放電でプラズマを生成し、イオン加速により高速走行することもできる。 赤い外装エクスカウルは、仮面ライダーカブトの装甲と同じヒヒイロノカネ製。チューブレスタイヤもまた、カブトのサインスーツと同様の素材を帯状に巻いて造られている。 車体前方には、高輝度のマルチリフレクターと軽量ゴルドレンズを組み合わせたラインビームタイプのヘッドライトを2個装備。ライトの間から伸びるアンテナ・エクスウイングで仮面ライダーカブトの意思を受信し、無人自動走行を可能としている。またエクスウイングには、ヴォーテックス現象を防ぎ走行を安定させる役割もある。 車体後部のテールビューには、ガルヴォルン製サイレンサーつきのテールパイプが2本と、高輝度LEDを用いたテールウインカー、テールランプが備わっている。さらに、帆を打ち出すブレーキシステム「ソーラーセール」も搭載されている。撮影用車両のベース車種は、ホンダ・CBR1000RR|。 エクスモード カブト ライダーフォームに対応した第2形態。左右に分離した前輪の間から伸びる突進棒エクスアンカーと、やや前方に傾いた車体を外見上の特徴とする。 マイクロ波放電式イオンエンジンを作動させ、前輪に主動力を移すことでマスクドモード以上の速度を出すことができる。搭乗者のカブトと同時にマシーン自体もクロックアップするほか、垂直な壁面の走行や、飛行までも可能である。また、頑強な車体は大気圏突入時の高熱にも耐えられる。 変形に際しては、カブトの意思に呼応してタンクに収納されていたコントロールパネルがせりあがってくるので、これを操作してキャストオフを行う。するとエクスカウルがはじけ飛び、前輪が左右に分離する。次いで本体内部に収納されていたエクスアンカーが前輪の間に据えられ、伸長することで変形完了となる。 ヒヒイロノカネで造られたエクスアンカーは、地面に叩きつけて地割れを起こしたり、先端を射出して標的を串刺しにするほか、ライダーキックを加速させる踏み台として使うこともできる。 本体前方には光子ビームライトが備わっており、夜間や暗所の高速移動を補助する以外に、波長を変えることで高エネルギーのパルスビームを照射し、障害物を粉砕する。
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