代表的なレムス人
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シンゾン(トム・ハーディ、日本語吹替は猪野学) 2379年にクーデターを起こしロミュラン総督の地位についたレムス戦士。人種的には地球人で、宇宙艦隊への浸透工作のために造られたジャン=リュック・ピカード大佐のクローンである。短期間で急激に老化するよう設計されており、本物のピカードと同じ肉体年齢になったところで入れ替わる予定だったが、計画自体が中止されたため幼くしてレムス星のダイリチウム鉱山へ送られた。鉱山ではのちの副官となるレムス人男性に拾われて育てられ、長じてレムス兵となり、指揮官として参加した12の戦闘全てで勝利した。自身の境遇の元凶となったロミュランや惑星連邦、特にピカードを激しく憎悪し地球人を根絶すべくシミターで地球へ向かうが、バッセン断層でU.S.S.エンタープライズEとヴァルドア級ウォーバードに阻まれる。激戦の末、シミターのブリッジに侵入してきたピカードと戦って敗れ、死亡する。 副総督(ロン・パールマン、日本語吹替は廣田行生) 2379年のクーデターに際しシンゾンの副官を務めたレムス戦士。元はレムス星のダイリチウム鉱山で働かされていた奴隷で、ロミュラン人の看守に虐待されていた幼いシンゾンを庇い、彼を強靭な戦士に育て上げた。テレパシー能力を持つ。バッセン断層の戦いにおいて侵入部隊を率いU.S.S.エンタープライズEに乗り込むが、迎撃に現れたウィリアム・T・ライカー中佐と一対一で戦って敗れ、死亡する。 オビセク(声:エリック・ニューサム) ロミュランからの独立を目指すレジスタンス組織の指導者。長年に渡りタルシアーによる激しい弾圧を受け苦戦を強いられていたが、2409年、宇宙艦隊の支援を得てタルシアーの拠点であるブレア星系を陥落させ、ついに同胞に自由をもたらす。『Star Trek Online』に登場。
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