代表作「カートゥーン:アニメーション100年史」
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「ジャンアルベルト・ベンダッツィ」の記事における「代表作「カートゥーン:アニメーション100年史」」の解説
世界アニメーション100年史と言える内容で、約500ページ、その内容と量において、現在、最高峰の文献である。アニメーションの起源とされる映像玩具の話題に始まり、フランスとアメリカにおけるアニメーション発明のエピソード、ディズニーを中心とするアメリカアニメーション史、そしてヨーロッパからアジア、南米やアフリカ諸国に至るまで、網羅的にアニメーション史が述べられている。もちろん日本についても扱われていて、1917年の最初期から、戦後の東映動画と虫プロダクションを中心とした発展期、近年の宮崎駿の活躍まで整理されている。(津堅信之ブログ:アニメーション研究資料図書室より抜粋)イタリア語(1988, 1992)、英語、フランス語(1992)、スペイン語(2003)、ペルシア語(2007)で出版されている。日本語版は権藤俊司氏が途中まで翻訳(https://cartoon.memo.wiki/)。 この本は、アニメーションの学生や学者のための重要な作品とされている。購入方法については津堅信之さんのブログアニメーション研究資料図書室 が詳細に書いている。"Cartoons − 100 Years of Cinema Animation" (Bloomington, Indiana: Indiana University Press, 1994),。
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