他金融機関→ゆうちょ銀行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 13:38 UTC 版)
「ゆうちょ銀行」の記事における「他金融機関→ゆうちょ銀行」の解説
2008年9月、他行からの振込用の口座番号が、従来の記号・番号とは別途に符番されることになった(以降、総合口座通帳および通常貯蓄貯金通帳の見開ページにある銀行使用欄の橙背景部分に、他行からの振込用番号が印字されることになった。 旧来からの利用者でも、印字のない通帳を窓口に差し出した場合に印字が行われる。また、印字がなくとも、振替口座を含めた従来からの記号・番号から口座番号を導き出す法則も発表されており、それに当てはめれば利用可能である)。 ホームページ上では、変換法則のほか、記号番号を入力すれば、自動で全銀システムの口座番号に変換して表示できるページが用意されている。全銀システム用口座番号を本来の記号番号に戻す場合は、変換法則を逆算しただけでは記号の下2桁目を出すことは不可能だが、ホームページ上ではプログラムで算出して出力することができるようになっている(ただし、振替口座の記号番号の間のチェックディジットは表示できない)。 ただし、受取側の通常貯金および通常貯蓄貯金については、通帳の見開きの「振替口座開設(送金機能)」の欄にチェックが入っている状態となっている必要がある(なお、ゆうちょ銀行の貯金間の電信振替の場合でも、双方がこの欄にチェックが入っている必要がある)。後述のように、他行宛の振込に使うゆうちょ銀行の通帳についても同様となる。 なお、振替口座の場合は、送金を前提としたものであるため、特に考慮しなくともよい(公金取扱専用の振替口座など、全銀システムに接続されないケースは対象外)。 振替口座について、全銀システムの口座が記載されているものとしては、2008年9月下旬以降に振替口座の加入があった場合の開設通知には記載されているが、民営化前の郵便振替口座から継承した利用者および2008年9月下旬以前の振替口座加入者については、開設通知に記載されていないため、同年末までに圧着ハガキにて全銀システム用の番号が通知された(ただし、ハガキには、本来の記号番号の間に入る1桁のチェックディジットは記載されていなかった)。 また、振替口座を管轄する貯金事務センターから送付される「振替受払書類」の封書に入っている、名義人の宛名が書かれた用紙の下部に、全銀システム接続後は、本来の記号-ディジット-番号のほかに全銀システム用の口座番号も併記する形となったため、そちらで確認することも可能である。この口座番号が併記された宛名が書かれた用紙は、振込先指定の際に通帳のコピーの添付が必要となる場合で、振替口座を指定する場合などは、ゆうちょ銀行が発行した公式な書類として使用できるとしている(ただし、ゆうちょダイレクト上で、イメージ画像閲覧により確認している利用者については、1日200件以上の大量受け入れ発生した日でない限りは郵送されることはないため、この方法は利用できない)。
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