仕込み方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 05:54 UTC 版)
現在、主に二段仕込みが行われているが、芳醇な甘味が出せる三段仕込みを行う例もある。また、ごく一部に黒糖を糖液にせず、ブロックのまま投入する銘柄もある。 二段仕込み .mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}製麹(せいきく) - 粳米を蒸して、種麹を撒き、コウジカビ類を2日程度かけて繁殖させる。 一次仕込み - 麹を水、酵母を入れた甕などに加え発酵させる。 糖液 - 黒砂糖を湯に溶かして、糖液を作る。 二次仕込み - 一次仕込みでできたもろみに糖液を加え、酵母の作用で糖分をアルコールに変える。 蒸留 - アルコール発酵が完成したもろみを蒸留器にかけて、蒸発したアルコールを冷やして集める。 検査、アルコール度数調整 熟成 - タンク、木樽、甕などに入れて風味を良くする。 割り水・包装 - 必要な場合、出荷する度数に水で薄めて、瓶などに入れ、ラベルを貼って出荷する。 三段仕込み 製麹(せいきく) - 粳米を蒸して、種麹を撒き、コウジカビ類を2日程度かけて繁殖させる。 一次仕込み - 麹を水、酵母を入れた甕などに加え発酵させる。また、製麹期間が1日程度だけの半麹を用意する。 二次仕込み - 一次仕込でできたもろみに半麹を加える。 糖液 - 黒砂糖を湯に溶かして、糖液を作る。 三次仕込み - 二次仕込みでできたもろみに糖液を加え、酵母の作用で糖分をアルコールに変える。 蒸留 - アルコール発酵が完成したもろみを蒸留器にかけて、蒸発したアルコールを冷やして集める。 検査、アルコール度数調整 熟成 - タンク、木樽、甕などに入れて風味を良くする。 割り水・包装 - 必要な場合、出荷する度数に水で薄めて、瓶などに入れ、ラベルを貼って出荷する。
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