パンセ
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『パンセ』(仏: Pensées)は、晩年のブレーズ・パスカルが自らの書籍の出版に向けて、その準備段階で、思いついた事を書き留めた数多くの断片的な記述を、彼の死後に遺族などが編纂し刊行した遺著である。「パンセ(pensée)」はフランス語の動詞 penser(考える)の過去分詞 pensé から生じた名詞で「考えられたこと」、「考え」、「思考」、「思想」の意味である[1][2]。
注釈
出典
- ^ 大橋尚泰. “フランス語原文でパスカル『パンセ』を読む - 北鎌フランス語講座 - 読解編”. lecture1.kitakama-france.com. 北鎌フランス語講座. 2020年7月1日閲覧。
- ^ “PENSÉE : Définition de PENSÉE” (フランス語). www.cnrtl.fr. Centre national de ressources textuelles et lexicales. 2020年7月1日閲覧。
- ^ 塩川徹也『パスカル『パンセ』を読む』岩波書店
- ^ roseau pensant, ブランシュヴィク版断章No.347
- ^ ブレーズ・パスカル 著、津田穣 訳『パンセ』 上(未完のキリスト教弁証論)、世界文学社、1948年9月10日、209頁。全国書誌番号:46001922 NDLJP:1039145/110。
- ^ 『パスカルの言葉』:旧字旧仮名 - 青空文庫
- ^ ブランシュヴィク版 第2章162
- ^ ブランシュヴィク版 第4章277
- ^ 田辺(1963:183-185)
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