五黄の寅とは? わかりやすく解説

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ごおう‐の‐とら〔ゴワウ‐〕【五黄の×寅】

読み方:ごおうのとら

九星では五黄十二支では寅にあたる年。俗にこの年生まれの人は非常に気が強いとされる


(五黄の寅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/18 05:57 UTC 版)

十干
十二支

(とら、いん)は、十二支の3番目の支。

前年は(うし)、次年は(う)である。

概要

  • 西暦を12で割って6が余る年」が寅年となる(日本では新暦1月1日に始まり、中国では旧暦1月1日に始まる)。なお、年を表す時の別名は摂提格または摂提[1]
  • 寅の月は新暦2月(旧暦1月)。
  • 寅の刻は午前4時を中心とする約2時間。
  • 寅の方位は東北東よりやや北寄り(北東微南:北基準右廻り60°)。
  • 陰陽五行思想では陰陽は陽、五行は木。
  • 反対側は、(さる)。

寅を含む干支

  • 丙寅(1の位が6の年)
  • 戊寅(1の位が8の年)
  • 庚寅(1の位が0の年)
  • 壬寅(1の位が2の年)
  • 甲寅(1の位が4の年)。

伝承

立春説・寅が正月に制定された理由

五黄寅

五黄の寅年生まれは気が強いと言われ、この年に女子が産まれることを忌む俗習がある(同様の俗習については「丙午」も参照)。「於菟」(おと)と名づける習慣があり、『広辞苑』には「於菟はの異称であり、わが国での異称」とも書いてある。読みは「ごおうのとら」だが、訛って「ごごうのとら」「ごうのとら」「ごこうのとら」などとも言われる。

五黄の寅は36年(9と12の最小公倍数)に1回訪れる(「五黄土星#五黄土星の(中宮になる)年」も参照)。20世紀以降で現在までの該当年は以下のとおりである。

五黄の寅年(西暦と和暦)

  • 漢書』律暦志によると寅は「螾」(いん:「動く」の意味)であり、春が来て草木が生ずる状態を表しているとされる。後に覚えやすくするために動物のが割り当てられた。
  • 「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」という相場格言がある[2]
  • 寅年現象
  • 干支 (北方町)#寅 - 北方町 (宮崎県)では干支の「寅」が住所表記・番地符号として使われている。

脚注

出典

  1. ^ 古代天干地支的别称及解释_书法欣赏_词典网”. www.cidianwang.com. 2024年3月8日閲覧。
  2. ^ 金融市場NOW Financial Market Review vol.121”. ニッセイアセットマネジメント (2013年12月19日). 2020年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月5日閲覧。

五黄の寅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:52 UTC 版)

「寅」の記事における「五黄の寅」の解説

五黄の寅年生まれ気が強いと言われこの年女子産まれることを忌む俗習がある(同様の俗習については「丙午」も参照)。「於菟」(おと)と名づける習慣があり、『広辞苑』には「於菟は虎の異称であり、わが国異称」とも書いてある。読みは「ごおうのとら」だが、訛って「ごごうのとら」「ごうのとら」「ごこうのとら」などとも言われる。 五黄の寅は36年1回訪れる(「五黄土星#五黄土星の(中宮になる)年」も参照)。20世紀以降で現在までの該当年は以下のとおりである。 五黄の寅年(西暦和暦1914年大正3年1950年昭和25年1986年昭和61年2022年令和4年

※この「五黄の寅」の解説は、「寅」の解説の一部です。
「五黄の寅」を含む「寅」の記事については、「寅」の概要を参照ください。

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