事故物件住みます芸人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 15:27 UTC 版)
事故物件に住み続けている芸人として各種番組・イベントに呼ばれ「事故物件住みます芸人」を名乗っている。吉本興業のプロジェクトである「住みます芸人」とは一切関係はない。 事故物件に住むようになったきっかけは、松竹芸能の先輩 北野誠の番組「北野誠のおまえら行くな。」(エンタメ〜テレ)のトークイベントに出演した際、知り合いの若手芸人が住んでいたアパートでの怖い話を披露すると、その後のイベント打ち上げで北野からその部屋に住んでみろと言われたことである。しかしこの物件は実際に住もうとしたところ諸事情で借りられなかったため、殺人事件があった別の事故物件に2012年から住むことになった。岡山祐児(オーケイ)が断り、かみじょうたけしも断ったため、タニシに順番が回ってきた。 1軒目となる物件では、番組スタッフがビデオカメラを設置して幽霊が映ったらギャラが出るという企画「松原タニシのパラノーマル日記」が始まり、初日からオーブが飛ぶ、1週間後にはマンションから出た所でひき逃げに遭うなど数々の不可思議な現象に遭遇する。その後、番組の企画は終了したが、賃貸契約の更新時期がくると別の事故物件に引っ越しすることを繰り返し、2020年11月時点では12軒目に住んでいる。 2018年6月、これまでに住んでいた所や物件検討時の内覧、特殊清掃のアルバイトなどで訪れた事故物件を間取り図付きで紹介する『事故物件怪談 恐い間取り』を上梓。本作は、中田秀夫監督、亀梨和也主演(2020年8月28日公開)で映画化された。 その他にも、事故物件に長年住んでいた事でどんな恐い場所にでも行けるのでは?との思いから、個人で全国各地の心霊スポットや廃墟・事件現場などを深夜に1人で訪れ、その証拠を残すために動画配信「松原タニシ 異界に泊まろう」を収益化機能を使用せず行い、2019年7月にはこの企画で2016年から2018年にかけて訪れた約200か所を紹介する『異界探訪記 恐い旅』を上梓した。
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