間取り図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 06:06 UTC 版)
間取り図(まどりず、Floor plan)は建築図面の中で最も基本的な上から見た図で、地図と同じ方法で建物内のスペースの配置を示しているが、建物の特定のレベルでの配置を示している。技術的には、建物を横切る水平断面(通常は床の高さ1メートルから20センチメートル)で、壁、窓、ドアの開口部などの高さが表示されている。平面図的なビューには、そのレベルより下に見えるものがすべて含まれている。床、階段(ただし平面図まで)、建具、場合によっては家具なども表される。計画レベルより上の物体(例:ビームオーバーヘッド)は破線で示すことになる。
- 1 間取り図とは
- 2 間取り図の概要
間取り図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 03:16 UTC 版)
間取り図とは、建築物内部の部屋の配置を表現した簡略的な平面図であり、実物の1/100から1/30の縮尺で描かれるとされるが、不動産の広告紙面上は様々な縮尺で描かれている。扉や窓などの建具の表記についてはJIS A 0150により「平面表示記号」として表記の標準化が図られているが、例として、片開き窓の記号が片開き戸の表現として用いられるなどの表記ゆれが多く発生している。 不動産広告における間取り図を例にとれば、方角、各部屋の配置のほか、各部屋の用途、各部屋の広さ(畳単位、和室であれば畳の配置)、建具の開閉方向、浴槽や洗面台などの固定された家具といったものが描かれている。 こうした間取り図は、製図技術を持った専門家がCADを用いるなどして作成しているが、図の厳密さを求めなければ、そうした技術のない人でも間取り図を描画できるソフトウェアが市販、ないしフリーウェアとして公開されている。これらは、部屋の内部の家具の配置を検討したり、住宅を新築する際の素案を練ったりする際に用いられている。
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