事件後の被害者周囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 09:41 UTC 版)
「韓国人記者集団リンチ事件」の記事における「事件後の被害者周囲」の解説
記者の個人情報が晒された上に2人の所属先に脅迫電話が続いて、誹謗中傷コメントが韓国のポータルサイト、SNS、大統領府の掲示板を埋めた。韓国国内のインターネット上で「芸能人の写真を撮ろうとして、記者が警備ラインを越えた」「ごみ記者が殴られて当然のことをした」 「すっきりする」「記者らに損害賠償を請求しろ」など「記者たちが保安を無視した」という中国側の主張に同調する文大統領の熱狂支持者の書き込みが事件後に中国側の対応への怒りを打ち消すほどに溢れた。記者の同僚は「当事者はもちろん、夫人と小学校に通う子どもが受けた衝撃が大きかった」と語っている。リンチ被害を受けた記者の一人は中国ではなく韓国国内のインターネット上で被害者への誹謗中傷が溢れたことを「その執拗さにぞっとして惨憺たる思いをした」「コメントを見た家族はもっとつらかったと思う。」「(自身の)体は回復するだろうが、(国内の)コメントでリンチを受けた心の傷は簡単には癒えない」と胸の内を明かしている。2018年3月23日で事件から100日を超え外務次官の遺憾表明で「中国は謝罪した」との韓国当局からの電話と賠償は被害者個人の訴訟などで解決すべきとする韓国政府や韓国外交部の主張を批判している。
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