事件後の皇族訪問
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:54 UTC 版)
「ひめゆりの塔事件」の記事における「事件後の皇族訪問」の解説
皇族の沖縄訪問に際して賛否両論が巻き起こり、後の海邦国体では警戒された。昭和天皇の訪問は病のために実現できず、そのまま生涯を閉じた。しかし皇太子明仁親王は、十八万余柱が眠る摩文仁の丘で「深い悲しみと痛みを覚えます」と昭和天皇の「お言葉」を代読した。「これでやっと気持ちに区切りがついた」と声を詰まらせる人がいた反面、左翼系が会場での出迎えを欠席するなど、沖縄の複雑な事情をのぞかせた。集まった歓迎陣は「天皇陛下の御治癒を心からお祈り申し上げます」「天皇陛下のお言葉を心から感謝申し上げます」などと書いた横断幕を掲げた。
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