乗客・乗員との連絡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 12:15 UTC 版)
「ユナイテッド航空93便テロ事件」の記事における「乗客・乗員との連絡」の解説
9時30分頃から乗客と乗務員はGTE社の機内電話(airphone)や携帯電話を使い公的機関や家族に電話をかけ始めた。最終的に合計すると機内電話35台と携帯電話2台から電話をかけ、そのうち乗客10人と乗務員2人が地上との交信に成功した。これらの通話で、93便のハイジャックが地上に伝わるとともに、進行中の同時多発テロの情報が機内にも伝えられた。この時点で乗客はハイジャック犯への攻撃、飛行機の奪還を企図しており、数人の乗客は通信相手にその旨を伝えている。実際に墜落直前、ボイスレコーダーにはハイジャック犯と乗客との間の押し問答の記録が残されていた。 9時53分、ハイジャック犯らは乗客の行動を察知してか、「連中が来たら非常用の斧を使え」との会話が記録されている。 9時58分、ボイスレコーダーに乗客の怒鳴り声や大量の皿などが割れる音が記録されている。 9時59分、乗客がコックピットのドアを叩き壊そうとする音が聞こえ始める。その音に混じってハイジャック犯が「ドアを押さえろ、絶対中に入れるな」と指示している。 10時00分、機体が急降下・急上昇を繰り返す。 10時01分、ハイジャック犯が「墜落させてやる、酸素を止めろ」と指示する。
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乗客・乗員との連絡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 11:47 UTC 版)
「ユナイテッド航空175便テロ事件」の記事における「乗客・乗員との連絡」の解説
ハイジャックされた直後、乗客2人が家族や知人に、また客室乗務員1人がユナイテッド航空のオフィスと携帯電話で連絡を取っていた。会話の内容は明確ではないが客室乗務員1人がナイフで刺され重体(「死亡」と言ったともされている)になったという。またパイロットではなくハイジャック犯が操縦しているとしか思えないような、酷い操縦だったという。
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