SVO型
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SVO型(SVOがた)とは、文を作るときに、主語 (Subject) - 動詞 (Verb) - 目的語 (Object) の語順をとる言語のこと。自然な能動態の表現において、次のような三つの構成素で文を作る言語類型を言う。例:「サム 食べた オレンジ」(サムはオレンジを食べた、英語:Sam ate an orange. )
代表的な言語には英語と中国語がある。現代ヨーロッパでは、SOV型のドイツ語、オランダ語、バスク語、トルコ語など、VSO型のゲール語、ウェールズ語、ブルトン語などを除き、この形式を基本語順とする。曲用あるいは接尾辞により名詞に格を持つスラヴ諸語やフィンランド語、ハンガリー語などには多様な語順が認められる。
ドイツ語およびオランダ語はSOV型のV2語順(動詞第二位)と分析される。V2のため、主語で始まる平叙文に限定すれば、SVOになる。
特徴
SVO型の言語には以下の特徴があることが多い。
- 動詞の前に助動詞を置く。
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- 英: have eaten
- 中:有吃過
- 前置詞を用いる。
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- 英:in America
- 中:在美國
- 副詞は場所、様態、時間の順に並ぶ。
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- 英:I went to Tokyo by train yesterday.
- 語順が比較的固定している。
- 疑問詞を前に移動する(wh-移動、ただし中国語は当てはまらない)。
- 英:What is this?
参考文献
- Matthew S. Dryer. 2013. Order of Subject, Object and Verb. In: Dryer, Matthew S. & Haspelmath, Martin (eds.) WALS Online (v2020.3) [Data set]. Zenodo. https://doi.org/10.5281/zenodo.7385533 (Available online at http://wals.info/chapter/81, Accessed on 2023-02-07.)
関連項目
主語 動詞 目的語(標準的語順)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 18:20 UTC 版)
「台湾語」の記事における「主語 動詞 目的語(標準的語順)」の解説
標準的語順の文はGoá phō lí(「我抱汝」:"私は君を抱っこする")となる。
※この「主語 動詞 目的語(標準的語順)」の解説は、「台湾語」の解説の一部です。
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「主語 動詞 目的語」の例文・使い方・用例・文例
- 英語の動詞は主語の次に来る
- 次の文の主語を見つけよ
- 所有代名詞はそれが主格補語か文の主語として振舞っていることを示している。
- ここでは所有格は文の主語として働いている。
- 私は主語を早合点してしまった
- 動詞は述語動詞のことです。述語動詞は、主語や表す時によって形を変えます。
- これらはどちらも”意志未来”と呼ばれるもので、主語の意図が含まれています。
- 文には普通、主語と動詞がある。
- 英語の文構造は大抵、主語、動詞、目的語/補語だ。
- 動詞は数と人称においてその主語と一致しなければならない.
- 【文法】 先行主語 《たとえば It is wrong to tell lies. の it》.
- 文の要素 《主語・述語動詞など》.
- 非人称の ‘it' 《時間・環境・距離などの非特定の主語[目的語]を表わす it》.
- 非人称動詞 《時間・環境・距離などの非特定の主語を it で表わす動詞; 常に 3 人称単数; 例: It's raining [snowing].》.
- 複主語 《2 個以上の名詞(相当語句)から成る》.
- 形式[文法的]主語.
- 真[論理的]主語.
- 主語属格.
- 述語動詞は主語の人称と数に呼応する.
- 文の主語が意味的に動作主の機能を持つことを表す
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