主な施設・橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 08:19 UTC 版)
「沖縄県道247号古宇利屋我地線」の記事における「主な施設・橋」の解説
古宇利港起点。古宇利大橋開通前の定期船の玄関口だった。 古宇利大橋全長1,960 m。本部半島から屋我地島と結ぶ東シナ海に架かる海上橋。1997年(平成9年)に着工し、2005年(平成17年)2月8日に開通し、開通当初より無料橋として供用している。当橋の開通まで日本一の長さであった角島大橋を抜いて、2005年の完成当時では日本国内での離島架橋では延長がもっとも長い無料橋となったが、翌2006年に福岡県の新北九州空港連絡橋、2012年に東京都の東京ゲートブリッジが開通して無料橋の最長記録は塗り替えられ、さらに2015年に開通した沖縄県の宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が離島架橋で最長、かつ日本国内の無料で通行可能な橋としては最長となり、古宇利大橋は沖縄県内で2番目に長い橋となった。 風速20mを越えると安全確保のため橋のたもとのゲートを閉鎖して通行規制が行われる。 古宇利大橋開通直後に日本テレビ系ドラマ『ごくせん』(第2シリーズ最終回の最後の場面)の撮影で同橋が使われたほか、『子宮の記憶 ここにあなたがいる』など数多くの映画の舞台として、また、航空会社やサカイ引越センターのテレビCMの撮影でも使われて話題となった。 古宇利大橋の親柱古宇利島に伝わる人類発祥伝説にちなんで、男女を象徴する「男柱」と「女柱」で構成されている。男柱のデザインは「力強く」「反り立つ」ことからイメージし、女柱は「優しく包む」「亀甲墓」からイメージされ、両方で一対となるよう配置されている。ちなみに女柱は「玉=誕生」を抱きかかえている。夜間は男柱のスリット部に埋め込まれた緑色の照明(LED)が、神秘的な空間を演出している。
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