中ノ沢温泉とは? わかりやすく解説

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中ノ沢温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 09:29 UTC 版)

中ノ沢温泉
温泉情報
所在地 福島県耶麻郡猪苗代町
座標 北緯37度36分52.6秒 東経140度12分41.8秒 / 北緯37.614611度 東経140.211611度 / 37.614611; 140.211611座標: 北緯37度36分52.6秒 東経140度12分41.8秒 / 北緯37.614611度 東経140.211611度 / 37.614611; 140.211611
交通 JR磐越西線 猪苗代駅より路線バスで約30分(磐梯東都バス
泉質 酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
泉温(摂氏 68.3℃
湧出量 14200ℓ/分
pH 2.1
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 11
総収容人員数 1658[要出典] 人/日
年間浴客数 約15万人
外部リンク 中ノ沢温泉旅館組合・沼尻温泉旅館組合
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中ノ沢温泉(なかのさわおんせん)は、福島県耶麻郡猪苗代町(旧国陸奥国明治以降は岩代国)にある温泉

泉質

  • 酸性・含硫黄-カルシウム・アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
  • 湧出量が毎分14,200リットル(単一の湧出口からの湧出量としては日本一)令和5年6月現在
  • 酸性度はPH2.1~1.8
  • 飲泉すると胃腸病に効果があるが、まるでレモン汁のような味がする。飲泉時はお猪口1杯程度。
  • 源泉は安達太良山の噴火口(沼ノ平)の近くにあり、そこから直線距離で約7㎞引湯している。源泉地付近には沼尻温泉が存在する。

効能

  • 胃腸病・リウマチ性疾患・慢性皮膚疾患・運動機能障害・慢性胃腸病・病後回復期(リハビリ)・婦人病・関節痛・水虫・痔・糖尿病高血圧・また強い殺菌力があるため切り傷などの外傷にも効能がある。

※ 効能は万人に対して効果を保障するものではない。

温泉街

  • 安達太良山西麓、磐梯山との間にある静かな温泉街。東は安達太良山、西は磐梯山、北は吾妻山系の山々に取り囲まれた山の宿である。
  • 火山性の強酸性の湯で、金属やプラスチックは長持ちしないので、風呂場は木や石が主体。また、露天風呂を売りにした旅館・ホテルが多い。
  • 共同浴場日帰り入浴施設は無い。日帰り利用は旅館・ホテルの外来入浴を利用する。

歴史

  • 文禄年間(西暦1600年頃)に平近平氏によって安達太良山麓より発見されて以来、農閑期の湯治湯として利用。1885年(明治18年)には遠藤勝吉氏を中心とした地元民により、源泉から中ノ沢まで約7㎞引湯された。当時より酸性の強い高温の薬湯として珍重された温泉は、1886年(明治19年)の旅館開業(当時3軒)以来、多くの方々に親しまれ利用されてきた。

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