中ノ湯インターチェンジとは? わかりやすく解説

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中ノ湯インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 17:48 UTC 版)

中ノ湯インターチェンジ
中ノ湯インターチェンジ(松本側から撮影)。直進が安房峠道路で、すぐ安房トンネルが見える。右方向は国道158号の旧道で、中の湯温泉安房峠へ至る。
所属路線 E67 中部縦貫自動車道
安房峠道路
起点からの距離 0.0 km(中ノ湯IC起点)
(5.6 km) 平湯IC
接続する一般道 国道158号
供用開始日 1997年平成9年)12月6日
通行台数 3,065台/日(2019年)[1]
所在地 390-1516
長野県松本市安曇中ノ湯
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中ノ湯インターチェンジ(なかのゆインターチェンジ)は、長野県松本市安曇中ノ湯にある安房峠道路インターチェンジ (IC) である。平面交差で国道158号に直接接続されている。

このインターチェンジには料金所がないが、平湯ICに設置されている本線料金所で精算する。

概要

長野県側の安房峠道路インターチェンジである。

当初計画では、紹介写真の左側でトンネルから出てきた道路と高架(陸橋)にて国道158号と接続する予定で、橋脚も完成しかかっていたが、取り付け道路工事中の1995年(平成7年)2月11日に、火山性ガスを含む水蒸気爆発が発生。作業員4人が犠牲となった。この事故によって現場では土砂崩れと同時に雪崩も発生した。

事故後、調査により、活動収束にはしばらくの時間がかかると見込まれたことや、長野オリンピックに向けて開通を急ぎたい事情もあり、当初のルートを一部変更し、北側に迂回路とトンネル(現在の道路とトンネルの入口付近180 m部分)を建設し、20 m長くして現在の位置となった[2]。またこれに伴い、紹介写真にも写っているがインター直後のトンネル内に急カーブ (R=185) が存在している。

なお、建設中だった陸橋は現状破棄され、当初のトンネル出口も封鎖された。また「中の湯温泉旅館」はこの事故の影響を受けて安房峠への途中にある現在地へ移転した。

道路

接続道路

周辺

E67 中部縦貫自動車道安房峠道路
平湯IC - 中ノ湯IC

脚注

関連項目




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