並行宇宙関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 17:04 UTC 版)
超弦重力炉(ちょうげんじゅうりょくろ) 一巡目の世界で作り上げられた十字稜(ラ・クロワ)の中にある装置。人工的に電子や陽子を超高速に移動させることで巨大で安定したブラックホールを造りあげることが出来る。 表向きはブラックホールを生成して持続的な新しい電力エネルギーとして開発されたが、本来はその内部を人が通り、異なる並行世界に移動を可能とするために造られた。 人類がこの超弦重力炉の実用化に入る段階になると自動的に神が現れてしまう。 中央渦界領域(セントラル・ボーテックス) 超弦重力炉によって発生した人工的に造られた異次元。律都たちには「魔界」と呼ばれ、普通の人間では侵入できず、悪魔や使い魔の庇護下の契約者、副葬処女しか入れない。 次元潜行チェンバー“うずしお” 中央渦界領域の深淵にて待機する、機巧魔神の母艦。呼び出されていない機巧魔神が待機され、射出用のカタパルトがある。内装は教会のような造りをしていて、艦内には魂を使い切った副葬処女の体が結晶化して残っている。時間や空間が9,999秒の間に無限ループしているため、中にいる人間の記憶以外の内部で破壊された物や受けた傷、修理したものなどは全て元の状態(0秒の状態)に巻き戻る。 アニメでは宇宙戦艦のような外観を持ち、艦橋などが備わっており乗員も複数いる。副葬処女の遺体もカプセルには入れられておらず、柱と柱の間に浮かぶようになっている。ホーミングレーザーで武装しており戦闘も可能。また、時空間移動能力を持つ直貴の機巧魔神という設定が付加されている。 神(デウス) 世界を滅ぼすモノ。誰が何のために作り出したのかは不明だが、超弦重力炉を作った世界に必ず現れてその世界を消滅させる巨大な機械仕掛けの手。 一巡目の夏目直貴は人類がブラックホールを制御することを恐れた何者かが送り込んだ物であり、ありとあらゆる世界に出現すると考えている。人間の科学力や強力な魔力を持つ悪魔でもその存在を倒すことが出来ない。 自身の巨大な質量を発生させる代償として世界に非在化を起こさせる力を持つ。 異世界で智春と対峙するも、黑鐡の力により作られた重力レンズがその世界に存在した太陽光を収束させ、ペルセフォネによって増幅させた太陽光励起レーザーで一瞬のうちに焼き払われた。
※この「並行宇宙関連」の解説は、「アスラクライン」の解説の一部です。
「並行宇宙関連」を含む「アスラクライン」の記事については、「アスラクライン」の概要を参照ください。
- 並行宇宙関連のページへのリンク