両唐書の吐火羅葉護国とは? わかりやすく解説

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両唐書の吐火羅葉護国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 03:03 UTC 版)

大夏」の記事における「両唐書の吐火羅葉護国」の解説

大唐西域記』の「覩貨邏国」と同じ国を指すが、『旧唐書』『新唐書』では『隋書』同じく吐火羅」の語を用いている。 6世紀中ごろ突厥木汗可汗在位553年 - 572年)は叔父室點蜜イステミ)に中央アジア攻略命じサーサーン朝共闘エフタル滅ぼした。これ以降突厥可汗国による中央アジア支配始まり、常にその地には西面可汗護(ヤブグ)が置かれ各国の王突厥可汗国冊封受けた。 やがて突厥可汗国東西分裂し中央アジア西突厥によって支配されるが、相次ぐ可汗失政により西域諸国離反招いた。しかし、射匱可汗在位612年 - 618年)と統葉護可汗在位618年 - 628年)の代になると、一時衰退していた西突厥盛り返し中央アジア西域諸国を再びその勢力下に置くことに成功したこの頃から吐火羅国も西突厥従属になった思われ吐火羅国の王は護の称号賜り吐火羅護国となる。628年統葉護可汗死去すると、西突厥可汗国内乱態となり、2人可汗並立し、従属下の西域諸国二分された。このとき吐火羅国は乙毘沙鉢羅葉護可汗在位640年 - 641年)に属す一方で唐にも朝貢をするようになり、武徳年間618年 - 626年)からたびたび遣使を送って方物を献上した永徽元年650年5月には駝(ラクダのような大鳥ダチョウか?)を献上している。 貞観15年641年)、乙毘沙鉢羅葉護可汗滅ぼした乙毘咄陸可汗在位638年 - 653年)が兵を率いて吐火羅国を攻撃してきたため、吐火羅国は乙毘咄陸可汗従属下となる。こうして他の西域諸国乙毘咄陸可汗従属下に入った。しかし、その圧政のために再び西突厥内で内乱起き、唐の協力もあって乙毘射匱可汗在位641年 - 651年)が立てられた。民から見離されたことを知った乙毘咄陸可汗吐火羅国へ亡命する貞観21年647年)、サーサーン朝の伊嗣侯(ヤズデギルド3世在位632年 - 651年) は懦弱なため大首領放逐され吐火羅国に奔走してくるが、到着しないうちに大食イスラーム帝国)の兵に殺された。その子卑路斯ペーローズ2世)は難を逃れて吐火羅護に亡命してきた。 顕慶年間656年 - 661年)、唐は吐火羅国の阿緩城を月氏都督府として各小城24州に分割し、その王阿史那都督授けた儀鳳3年678年)、唐は吏部侍郎裴行倹吐火羅国に派遣し亡命中の卑路斯冊封して波斯ペルシア)王とした。その後卑路斯母国帰国することなく20数年間、数千とともに吐火羅国で亡命生活続ける。 開耀元年681年12月吐火羅国は唐に金衣一領献上したが、高宗はそれを受け取らなかった。神龍元年705年)、吐火羅王の那都泥利は弟の僕羅を遣わして唐に入朝宿衛留まるその後開元713年 - 741年)、天宝742年 - 756年年間にも数回朝貢したため、唐は吐火羅君主である骨咄禄頓達度(クトゥルグ・トン・タルドゥ)を冊立して吐火羅護(トカラ・ヤブグ)・挹怛エフタル)王とした。その後、朅師が吐蕃招き寄せて吐火羅国を攻撃してきたため、護の失里忙伽羅安西兵の助討を唐に請求し、帝は出師をなしてこれを破った至徳3載(758年6月吐火羅国と康国の遣使が唐に朝貢するが、7月吐火羅護の烏利多な九国首領来朝し安史の乱鎮圧協力願い出たため、粛宗朔方行営に赴かせた。

※この「両唐書の吐火羅葉護国」の解説は、「大夏」の解説の一部です。
「両唐書の吐火羅葉護国」を含む「大夏」の記事については、「大夏」の概要を参照ください。

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