『旧唐書』
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「倭・倭人関連の中国文献」の記事における「『旧唐書』」の解説
中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります。舊唐書/卷199上 旧唐書には日本について『倭国』と『日本国』の条がある。「日本」の名称に関して次の記述がある。 倭國者古倭奴國也 去京師一萬四千里 在新羅東南大海中 依山島而居 東西五月行 南北三月行 世與中國 ~ 日本國者倭國之別種也 以其國在日邊 故以日本爲名 或曰 倭國自惡其名不雅 改爲日本 或云 日本舊小國 併倭國之地|『舊唐書』 東夷伝 倭國 日本国は倭国の別種なり。 その国日辺にあるを以て、故に日本を以て名とす。 或いはいう、倭国自らその名の雅ならざるを悪み、改めて日本となすと。 或いはいう、日本は旧小国、倭国の地を併せたり、と。 倭国は「その名の雅(みやび)ならざるを悪(にく)み」名を改めたと自称したと読める。
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