『旧事紀』との関係とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 『旧事紀』との関係の意味・解説 

『旧事紀』との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/14 18:33 UTC 版)

白河本旧事紀」の記事における「『旧事紀』との関係」の解説

通常旧事紀』という場合平安時代初期成立と見られる先代旧事本紀10巻(特に10巻本と呼ばれる)を指す。『先代旧事本紀』(10巻本)は学術的に偽書分類されているものの、部分的に史料価値認め意見も有力である。 『先代旧事本紀』(10巻本)を基にして作られた書として、『鷦鷯(ささき、ささぎ、さざき)伝本先代旧事本紀大成経』(31巻本、鷦鷯伝本)、『先代旧事本紀大成経』(72巻本延宝本)、『白河本旧事紀』(30巻本白河本)の3種類が知られている。これらは江戸時代に『先代旧事本紀』(10巻本)を基にして作られと言われている。 『先代旧事本紀大成経72巻本伊勢神宮抗議運動により1681年天和元年)、江戸幕府から禁書とされ焼却された。その後享保年間三重松庵が『先代旧事本紀大成経』を30巻にして白河家伝の書いわゆる白河本として発行したとされており、内容もほぼおなじものとなっている。また『鷦鷯伝本先代旧事本紀大成経』(別名『大成鷦鷯伝』)は72巻本先んじて1670年寛文10年)に刊行されたものである。そのためいずれも偽書古史古伝)とみなされている。

※この「『旧事紀』との関係」の解説は、「白河本旧事紀」の解説の一部です。
「『旧事紀』との関係」を含む「白河本旧事紀」の記事については、「白河本旧事紀」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『旧事紀』との関係」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『旧事紀』との関係」の関連用語

『旧事紀』との関係のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『旧事紀』との関係のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの白河本旧事紀 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS