『日野ヒナタ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 16:11 UTC 版)
「ひめくり (漫画)」の記事における「『日野ヒナタ』」の解説
テーマは「冬と家出と電車と思春期の少年の気持ち」。冬の季節・雪の降るなか、なんとなく家や学校が嫌になり、行く宛もなく飛び出して遠くへいく少年・ナオトは、電車の中で転寝し、終点についた時点で女性車掌・日野ヒナタに起こされる。下車しようとしたときに引き止められ、「家出して迷子になった」と看破される。ナオトは、駐在に引き渡さないかわりに電車内でヒナタに自身と一夜を共にすることを求められ、それに応じる。ヒナタは、ナオトに自分が一人でいるときの寂しさを伝え、そこからセックスへと発展していく。 日野ヒナタ(ひの ヒナタ) 女性車掌。独身。長く勤めて人間観察をしてきた影響で、ナオトを家出して迷子になったことを見抜く。駐在に引き渡さない代わりに、自分と電車の中で一夜を共にすることを求める。独身ゆえに、家に帰っても一人で寂しく寝ることが多く、その心情をナオトに吐露し、その上で自分一人でここまできたナオトを賞賛したが、ナオトの心情を知り、自分と「連結してシュッシュッポッポ」することを求める。その翌日、帰宅するナオトに「逃げたければ逃げればいい。行き着く先は山奥の終着駅程度だから」と諭したことで、ナオトを悩みから救った。また、「また逃げたくなったら自分とセックスしよう」と約束し、見送った。 ナオト 家や学校が嫌になり飛び出してきた少年。ヒナタと出会い、電車の中で一夜を過ごし、肉体関係を持つ。その翌日、ヒナタから諭された言葉により、自身の抱える悩みから解放された。
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