不斉炭素
キラル中心
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キラル中心(キラルちゅうしん、英: Stereocenter)とは、分子のキラリティーを生じさせる元となる原子をいう[1]。不斉原子(ふせいげんし)または不斉中心(ふせいちゅうしん)ともいう。
- ^ Chemistry (IUPAC), The International Union of Pure and Applied. “IUPAC - chirality centre (C01060)”. goldbook.iupac.org. 2023年10月15日閲覧。
- ^ http://goldbook.iupac.org/A00479.html IUPAC Gold Book - asymmetric carbon atom]
- ^ 日本化学会(編)「標準-化学用語辞典-第2版」丸善(2005/03,初版1991/03)
- ^ 化学大辞典編集委員会(編)「化学大辞典-第3版」共立(2001/09,初版1960/09)
- 1 キラル中心とは
- 2 キラル中心の概要
- 3 外部リンク
不斉中心
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その4つの単結合の置換基が全て異なる炭素原子を不斉炭素と呼び、不斉炭素を持つ分子はキラルになることが多い。例えば不斉炭素の置換基が全てアキラルであれば、この分子はキラルである。不斉炭素の置換基のうち2個が互いに対掌体であれば、この分子はアキラルである。炭素以外の原子でも置換基がほぼ正四面体に結合すれば同じことであり、炭素に限定しない場合は不斉中心と呼ぶ。
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