三津木俊助
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本業の傍ら推理小説を執筆している新聞記者から、ミステリー作家志望の青年に変更している。
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三津木俊助
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 23:22 UTC 版)
由利麟太郎のワトスン役である三津木俊助(みつぎ しゅんすけ)は、由利が登場する26作(ジュヴナイル作品や未完作品を除く)のうち20作に登場する。また、由利が登場することなく三津木が単独で事件を解決するものがジュヴナイル作品以外に5作ある。ジュヴナイル作品は三津木と御子柴進少年を中心に展開するのが基本で、由利の登場はむしろ少ない。 三津木は新日報社(『石膏美人(妖魂)』の当初版では「新報知」、『深夜の魔術師』と『三行広告事件』では「東都新聞」『蜘蛛と百合』では「S新聞社」)の記者である。新聞記者という立場から事件に遭遇したり事件関係者から調査を依頼されたりすることが多く、その解決のために由利を訪ねて協力を依頼するというストーリーになっている作品も多い。一方で、まず由利が事件に遭遇し、関連する調査を三津木に依頼するという展開の作品もある(『仮面劇場』など)。 大まかな経歴は明治42年ごろ生まれ、その後K大学に進学し(『ビーナスの星』)、上記の新聞社に勤めるが、戦争中は空襲で家を3回も焼かれる被害に遭い、由利の麹町の事務所に身を寄せたり、由利の昔の事件を元に本を書いて生活費を稼いだりもしていた(『蝶々殺人事件』)。 『石膏美人』には三津木の婚約者・一柳瞳(いちやなぎ ひとみ)が登場するが、事件を通じて親子関係や夫婦関係に深い疑問を感じた瞳は、三津木の手を振り切って修道院に入ってしまう。また、『猫と蝋人形』には三津木の妹・矢田貝通子(やたがい みちこ)が登場する。その後の作品で三津木の家族が語られることは無かった。 なお、作者が同じ金田一耕助とは『夜光怪人』の探偵役を金田一に変更した改稿版で共演しているのみだが、三津木と同じ新日報社の「宇津木慎介」という似た名前の記者が、金田一の同郷の後輩として『女王蜂』に登場する。
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三津木 俊助(みつぎ しゅんすけ)
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