三変稲荷神社古墳とは? わかりやすく解説

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三変稲荷神社古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/24 15:02 UTC 版)

三変稲荷神社古墳
三変稲荷神社古墳(2013年8月)
所属 仙波古墳群
所在地 埼玉県川越市小仙波4-9
位置 北緯35度54分54.2秒 東経139度29分39.76秒 / 北緯35.915056度 東経139.4943778度 / 35.915056; 139.4943778座標: 北緯35度54分54.2秒 東経139度29分39.76秒 / 北緯35.915056度 東経139.4943778度 / 35.915056; 139.4943778
形状 方墳
規模 一辺20~25メートル
出土品 土師器、石釧、銅鏡
築造時期 4世紀末
史跡 川越市指定史跡
有形文化財 川越市指定有形文化財石釧鼉龍鏡
地図
三変
稲荷神社
古墳
所在地
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三変稲荷神社古墳(さんぺんいなりじんじゃこふん)は、埼玉県川越市にある方墳である。仙波古墳群を構成する一基。2000年(平成12年)に川越市指定史跡に指定された[1]

概要

墳頂に三変稲荷神社が祀られている。墳丘は一辺20メートルから25メートルの歪んだ方形で、幅5〜7メートルの周溝が巡る。1962年(昭和37年)に墳丘および西側の茶畑から碧玉石釧と斜縁鼉龍鏡が掘り出された。1985年(昭和60年)に『埼玉県史』編纂事業の一環として周溝確認を中心とした発掘調査が行われ、周溝から焼成前底部穿孔のある土師器が発掘されている。出土品の特徴から4世紀末の築造とされ、出土品は1988年(昭和63年)1月29日付で川越市指定有形文化財考古資料)に指定された[2]

脚注

  1. ^ 教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当 (2024年4月18日). “市指定史跡 三変稲荷神社古墳”. 埼玉県川越市. 2024年4月24日閲覧。
  2. ^ 教育委員会 教育総務部 文化財保護課 管理担当 (2023年12月11日). “市指定有形文化財 三変稲荷神社古墳出土品”. 埼玉県川越市. 2024年4月24日閲覧。

参考文献

  • 塩野, 博『埼玉の古墳』さきたま出版会〈北足立・入間〉、2004年9月、499-503頁。ISBN 4878913800NCID BA68966639 

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