【キリスト教（カトリック）】命日祭・万霊祭
ひとくちMEMO
- 宗教・宗派にかかわらず通夜・葬儀の儀式においては、町内会役員・近隣者・会社や職場や業界関係者・寺院や教会などの方々には、世話役・進行係・会計係・受付係・会場案内係・台所係・駐車及び交通整理係・霊柩車やハイヤー及びタクシーやマイクロバスの運転手・火葬場係員などの他、寺院のお手伝いさん・教会の聖歌隊やオルガニストなどとしてお世話になりますが、そうした方々への謝礼の献辞（表書き）は「御礼」とします。
（注：係員が公的職員の場合は謝礼受取りを禁じています。） - お祝い返しや香奠返しは通常１/２〜１/３返しとされていますが、基本的には「上に薄く下に厚く」返すのが一般的とされています。また、商品で返す場合は１/３返し、商品券で返す場合は１/２返し、両方の場合は各々１/３返しが最近の傾向です。
- 蓮の絵が入ったものは佛式用に付き、藍銀水引ののし紙は蓮の絵が入っていないものを用いる。
- 香奠返しは一年祭・二年祭・三年祭・五年祭の命日祭終了後に贈る。万霊祭(１１月２日)には教会でミサを受ける。
ご贈答のマナー
| 贈答様式 | 贈り元 | 献辞（表書き） | 慶弔用品 |
|---|---|---|---|
| 命日祭時の教会・神父への謝礼 一年祭（満一年目） 二年祭（満二年目） 三年祭（満三年目） 五年祭（満五年目） | 当家 | 御ミサ料 ミサ御礼 献金 御礼 | 【金封】水引熨斗なし 【のし袋】白無地 |
| 教会の使用料 （教会を借りる場合） | 当家 | 御席料 | 【金封】水引熨斗なし 【のし袋】白無地 |
| 神父へのお車代 （自宅で行なう場合） | 当家 | 御車料 | 【金封】水引熨斗なし 【のし袋】白無地 |
| 命日祭時にお供え金を贈る | 身内 身内以外 | 御花料 御霊前 | 【金封】 双銀結切り/双銀あわび結び 水引熨斗なし 【のし袋】 白無地/御花料字入 |
| 命日祭時の香奠返し※ | 当家 | 偲び草 志 粗品 | 【のし紙】 藍銀結切り（蓮なし） 藍銀あわび結び（蓮なし） 黄白結切り/黄白あわび結び |
| 万霊祭（１１月２日）時の教会への謝礼 | 当家 | 御ミサ(弥撒)料 献金 | 【金封】水引熨斗なし 【のし袋】白無地 |
※忌明け法要の日と香奠返し(忌明け法要の引き出物)の表書きと贈る時点の違い
使用例（のし紙/金封/のし袋の様式）
| のし紙/金封/のし袋の様式 | 使い方 |
|---|---|
      |
死者の日
(万霊祭 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/29 07:05 UTC 版)
死者の日（ししゃのひ）または万霊節（ばんれいせつ、All Souls’ Day）は、キリスト教で全ての死者の魂のために祈りを捧げる日である。ローマ・カトリック教会では正式には「The Commemoration of All the Faithful Departed」（信仰を持って逝った人全ての記念日）と呼ぶ。11月は「死者の月」とされる[1]。
- ^ a b “死者の日とは?”. カトリック中央協議会. 2021年11月4日閲覧。
- ^ “All Souls' Day: The Tradition of Zaduszki in Poland”. culture.pl (2014年10月30日). 2021年11月4日閲覧。
[続きの解説]
- 万霊祭のページへのリンク
