ローレンスリバモア国立研究所とは? わかりやすく解説

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ローレンス‐リバモアこくりつけんきゅうじょ〔‐コクリツケンキウジヨ〕【ローレンス・リバモア国立研究所】

読み方:ろーれんすりばもあこくりつけんきゅうじょ

米国カリフォルニア州リバモアにある米エネルギー省所管研究所1952年核兵器研究開発目的として設立最先端科学技術開発・利用による防衛力強化使命とする。LLNLLawrence Livermore National Laboratory)。→NIF


ローレンス・リバモア国立研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 03:16 UTC 版)

正式名称 Lawrence Livermore National Laboratory
略称 LLNL
所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州リバモア
北緯37度41分13秒 西経121度42分21秒 / 北緯37.68694度 西経121.70583度 / 37.68694; -121.70583座標: 北緯37度41分13秒 西経121度42分21秒 / 北緯37.68694度 西経121.70583度 / 37.68694; -121.70583
予算 15億ドル
人数 5800
所長 William H. Goldstein
設立年月日 1952年 (1952)
上位組織 Lawrence Livermore
National Security, LLC
公式サイト www.llnl.gov
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ローレンス・リバモア国立研究所(ローレンス・リバモアこくりつけんきゅうじょ、Lawrence Livermore National Laboratory、LLNL)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバモアにある、アメリカ合衆国エネルギー省 (DOE) が所有する国立研究所である。創立者はマンハッタン計画クリントン・エンジニア・ワークス英語版の設置にも関与していた原子力物理学者アーネスト・ローレンス

1952年核兵器の研究開発を目的として設立され、物理学、エネルギー、環境、バイオテクノロジーなど研究を行っている。管理・運営はローレンス・リバモア・ナショナル・セキュリティ(Lawrence Livermore National Security, LLC、ベクテル・ナショナルカリフォルニア大学バブコック・アンド・ウィルコックス・テクニカル・サービシス・グループ、URSコーポレーションによる有限責任法人)が行っている。「水爆の父」ことエドワード・テラーが所長をつとめたこともある。

2009年3月31日には世界最大のレーザー核融合施設である「国立点火施設」(National Ignition Facility:NIF) が完成した[1]。実験装置の一部には、HOYA USAから、大型レーザーガラスが導入されている[2]。また、磁気浮上式鉄道の一種であるインダクトラックの研究も行われている。

2012年、116番元素は、当研究所の名にちなんだ「リバモリウム」と名付けられた。

出典

  1. ^ Department of Energy Announces Completion of World's Largest Laser”. DOE (2009年3月31日). 2009年4月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月1日閲覧。
  2. ^ 水爆研究施設に協力するHOYAに関する資料集”. 原水禁(原水爆禁止日本国民会議). 2006年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月3日閲覧。

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