ロブスターのガフケミア菌 [Aerococcus viridans var.homari]
原因菌は以前、ガフキア・ホマリ(Gaffkya homari)とされていたが、現在は標記の学名に改められている。外国ではロブスター蓄養池や海水からも分離されることから、条件性病原菌とも考えられる。グラム陽性、通性嫌気性(微好気性)で、莢膜をもつ四連球菌(1.0-2.0μm)である。発育は30゚C,pH9.6,塩分10%、胆汁酸塩40%を含む培地が最適である。ヒトの血液を溶解(溶血)して緑色に変化させることが特徴である。また、タンパク質、繊維素、リン脂質などを分解せず、タンパク質を凝固する酵素ももたないが、特定の毒素をつくる疑いももたれている。
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