Puccinia coronata var. avenae(エンバク冠さび病菌)
Puccinia
coronata Corda var. avenae Fraser & Ledingham
分類:担子菌門,半担子菌綱,サビキン目,プクキニア科
主に東北以南に分布。エンバク,カラスムギなどイネ科Avena属植物に冠さび病を引き起こし,夏胞子および冬胞子を宿主上に形成する。精子世代,さび胞子世代はクロウメモドキ属植物上に形成される。夏胞子を飛散して蔓延し,冬胞子で越冬する。人工培養できない。
性状(機能):植物病原菌
形態: 精子世代:詳細は不明 さび胞子世代:詳細は不明 夏胞子世代:夏胞子堆上に形成され,球形~亜球形,表面有刺,無色,内部橙黄色,大きさ18-30×16-24μ,糸状体を欠き,9-11個の発芽孔が表面に散在する。 冬胞子世代:棍棒形~円筒形,明褐色~オリーブ褐色,2室ときに1室,基部は狭まりやや脱落性,頭部に長さ4-16μの指状突起が2-数個あり,大きさ33-75×12-23μ。 |
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夏胞子 | 冬胞子 |
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