Cochliobolus nodulosus(オヒシバすす葉枯病菌)
Cochliobolus
nodulosus Luttr. [=Bipolaris nodulosa (Berk. & Curtis) Shoem., Helminthosporium
nodulosum (Berk. & Curtis) Sacc.]
分類:子のう菌門,小房子のう菌綱,クロイボタケ目,プレオスポラ科
主に関東以南に分布。オヒシバなどにすす葉枯病を引き起こす。他のイネ科野生植物からも分離される。分生胞子を飛散して蔓延する。子のう胞子は自然条件下では観察されない。
性状(機能):植物病原菌
形態: 有性世代:培地上の対峙培養で形成。黒色の偽子のう殻中に円筒形の子のうを形成し,内部に無色,糸状,大きさ98-193×4-8μの子のう胞子をラセン状に巻いて形成する。 無性世代:淡褐色~暗褐色の分生子柄上に,明褐色~褐色,卵形~倒棍棒形,大きさ43-78×16-19μ,5-7偽隔壁をもつ真直の分生胞子を形成する。 |
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分生胞子 |
標本番号 | 菌種 | 宿主和名 | 宿主学名 | 症状 | 採集地 | 採集年月日 | 採集者 |
111-1-83 | Cochliobolus nodulosus | オヒシバ | Eleusine indica | すす葉枯病 | 府下杉並町 | 1931.9.13 | 田杉 |
135-1-13 | Bipolaris nodulosa | 〃 | 〃 | 〃 | 群馬県高崎市 | 2001.11.12 | 月星隆雄 |
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