Ustilago avenae(エンバク裸黒穂病菌)
Ustilago
avenae (Pers.) Rostr.
分類:担子菌門,クロボキン綱,クロボキン目,クロボキン科
日本全国に分布。エンバクに裸黒穂病を引き起こし,オオカニツリなど他のイネ科植物にも寄生する。花実全体が黒穂化し,中から黒穂胞子(厚膜胞子)を飛散して蔓延する。培地上では酵母様に小生子の出芽により生育する。
性状(機能):植物病原菌
形態: 黒穂胞子は円形~扁円形,黄褐色~オリーブ褐色,大きさ4-7x6-9μ,表面は小疣状で,発芽して担子器とその上に卵形~円筒形の小生子を形成する。 |
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黒穂胞子 |
標本番号 | 菌種 | 宿主和名 | 宿主学名 | 症状 | 採集地 | 採集年月日 | 採集者 |
104-1-7 | Ustilago avenae | エンバク | Avena sativa | 裸黒穂病 | |||
104-1-8 | 〃 | 〃 | 〃 | 〃 | 千葉市 | 1962.6.21 | 富永時任 |
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