レプテーション【レプテーション】(草花類)
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登録番号 | 第5408号 |
登録年月日 | 1997年 2月 28日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | レプテーション よみ:レプテーション |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 3月 1日 | |
品種登録者の名称 | 第一園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都渋谷区渋谷一丁目1番4号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | P.C.シェンク | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有のオリエンタルハイブリッド系無名実生種どうしを交配して選抜・育成されたものであり,花は大輪で黄白色で縁部が淡紫ピンクの切花向きのやや晩生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は 5~ 9.9㎜,色は上部,中部及び下部とも淡褐,毛じは無,節間長は茎の中央部,止め葉下とも20~39㎜である。葉序は 3/8,葉の形は広披針形,中央部のそりは水平,先端部のそりは外反転,ねじれは無,長さは16~20㎝,幅は30~39㎜,数は中,着生角度は30~59°である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは30~59°,花房の形状は総状花序,花形はヤマユリ型で一重,花径は180~209㎜,内花被の長さは13~17㎝,幅は60~79㎜,外花被の長さは12~15㎝,幅は40~49㎜である。花色は花弁の基部,地色及び裏面は黄白(JHS カラーチャート2502),中肋部は淡緑黄(同2702),縁部は淡紫ピンク(同9502)である。内花被の斑点はの数は60~69,外花被は30~39,内花被の形はⅥ型,外花被の形はⅦ型,内花被及び外花被の反転の程度はⅤ型,花被のねじれは 1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色は白,花粉の色は赤褐,第 1花梗の長さは90~119㎜,太さは中,向きは15~29°, 1花茎の花数及び花の香りは中,開花期はやや晩である。 「カサブランカ」と比較して,葉全体の形が広披針形であること,花の向きが30~59°であること,花弁縁部の色が淡紫ピンクであること,内花被及び外花被に斑点があること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者のほ場(オランダ王国)において,1980年に育成者所有のオリエンタルハイブリッド系無名実生種どうしを交配し,1984年に開花した実生の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査をし,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
レプテーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/16 14:21 UTC 版)
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レプテーション(英語:reptation)とは、ひもや鎖のように長くて柔軟に折れ曲がる鎖状高分子が、その長軸に沿って移動する運動であり、フランスのピエール=ジル・ド・ジャンヌ (Pierre-Gilles de Gennes) により初めて理論的に考察された。普通の低分子の運動の自由度は3次元空間の3方向への並進と分子内の回転や振動であり、3方向への並進は等価である。だが鎖状高分子では、長軸の横方向へは大きく動くことは難しく、長軸に沿ってすべる運動でしか位置を大きく変えることは難しい。これはド・ジャンヌのモデルでは、パチンコ台に固定された釘の間をミミズが滑ってゆく運動でモデル化される。この運動は "snake-like motion"、"worm-like motion"、"reptilian motion" などと呼ばれる。語源は「reptile (爬虫類)の動き」である。
土井正男とエドワーズ (S. F. Edwards) はさらに理論を発展させ、鎖状高分子の粘度などの物性を予測することができた。
関連項目
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